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ワカサギ釣り 野尻湖

ワカサギ釣りのトラブル低減策を考える#1

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ワカサギ釣りを最大限楽しむ(=釣果を伸ばす)ためには「トラブルを抑える」ことが重要です。一度トラブルに見舞われると釣りの時間を削がれるだけでなく、仕掛けやオモリ等のロストによるコスト増にも繋がるため極力避けて通りたいものです。そこで今回はトラブルの可能性を低減させる策について考えてみたいと思います。

1.野尻湖の特徴

今年はNBC野尻湖わかさぎチャプターに参戦しており、野尻湖で釣りをする機会が多いのですが、野尻湖の特徴としてわかさぎを釣る水深が30m前後ととても深いことが挙げられます。

また20名ほどが乗船可能な自走式ドーム船での釣りがメインとなっております。

2.主たるトラブル

船内では20人の釣人が1人当たり2本の竿を出すことができるので、最大40本の仕掛けが30m下の湖底で漂うことになります。仕掛けによって針が4~7本くらいありますので、ここでのトラブルの最たるものは、仕掛けが絡む「おまつり」ではないでしょうか。このトラブルは針複数本が絡み合うとほどくことが困難になります。その場合は、どちらかの仕掛けを切るなどの措置もやむなしとなるわけですが、大きな時間のロスに繋がってしまいます💦

3.おまつりの原因

主な原因としては風や湖流などでしょうか。これにより船が流される、または仕掛けが流されることで、おまつりが発生するケースが多いのではと思います。

4.おまつり確率の低減策

風や湖流がある中でいかにして深場のドーム船内の仕掛け密集地帯でおまつりを回避するか?まずゼロにはならないことは皆さんご承知いただいていると思いますが😅可能性を下げる方法としては、左右後方の仕掛けと極力距離を置くことかと思います。その上でオモリの重量を重くする、仕掛けの針数を少なくするというのがすぐ思いつくことではないでしょうか。

あと重要なのはトイレなど席を立つ際は仕掛けを上げておくことですね。時々トイレに行っている間に多点掛けにならないかなと期待を込めて下ろしっぱなしの方を見かけますが、魚が多点掛けになると横に走る力も増すため、隣の仕掛けと絡む可能性が急上昇します。そうなると、席を立っている間に他の釣人に迷惑をかけてしまうことになりかねないので、最低限のマナーとしてやらないようにしましょう😄

また野尻湖ならではの低減策も一つあります。それは「延長アダプター」を駆使して、出来る限り長い穂先で釣りすることです。先日のチャプターで、冠スポンサーとして挨拶する機会(僭越ではございますが…)を頂いたので、この件についてお話しさせてもらったのですが(以下の動画参照)、言葉で伝わったかどうか??でしたので捕捉します。

以下の落書き🤣は野尻湖ドーム船(屋形)を上から見た図です。図で見るとアンカーが左右2方に張られているので左右の風や湖流に対して船は流されませんが、上下からの風や湖流では流されます。

風で船自体が流れて、さらに湖流もある時は思っている以上に仕掛けが流されることがあり、後方の釣人など複数人が絡む惨事になることがあるわけで、その確率を下げたいところです。

野尻湖のドーム船は比較的スリット幅が広い船が多いので、上図のとおりスリット手前側に仕掛けを落とすのではなく出来るだけ奥側に落として釣りをすれば、後方の釣人との仕掛け距離が数十㎝離れることになるので、おまつり確率は下がりますよ~ということです!😄スペースを有効につかいましょー👍

5.おまつり発生時の大人な対応😄

もし、おまつりしてしまった時は、お互い謝った上で笑顔で、ほどくか切るかを決めていけばいいと思います。

おまつり対策をすることは、ワカサギに対するアピール力を下げることになる場合がありますが、水深や湖流、魚の状況により判断して、より良い判断ができる人が上手なんだろうなと思います。僕はまだまだ精進が必要ですね😁

トラブルの可能性が0%になることはありません。しかし考え方や配慮によって低減させることはできるので、各々で考えてできることを実践し、みんなで楽しくドーム船内ONE TEAMでワカサギ釣りができたら最高だなと思う次第です!最後まで読んでいただき、ありがとうございました( ´∀`)

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